ど素人アングラーの考察

ライン強度|ナイロンとフロロとPEの号数と強度の関係について

投稿日:2016年10月30日 更新日:

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釣りで使うライン(糸)って、色々ありますよね。
ダディーが使うラインはPEラインが多いのですが、フロロやナイロンも使います。

それぞれ特性がありますが、その中でもラインの引っ張り強度はPE最強で、フロロとナイロンは同じくらいってイメージです。
で、PE何号ならフロロやナイロンだと何号くらいの強さなのかと言われてもパッと分からなかったので、自分が分かり易いように、前、オモリの表を作ったように一覧表を作ろうと思ったのでした

ですが・・・・

一概に言えないラインの号数と強度の関係 ~メーカーや商品によって違う~

表を作ってみようと思ってまずつまづいたのが、メーカーによって、いや同じメーカーでも商品によって同じ号数でも強度は違うってこと。
特にPEラインはその傾向が顕著にありました。
PEはそもそもポリエチレン繊維を複数本編み込んでいるラインで、4本撚りやら8本撚りやらがあります。
当然、数が多い方が強いわけですが、同じ4本撚りでも結構な差がある感じでした。

ナイロンやフロロは、PE程の違いはない感じでしたが、それでも商品によって同じ号数でもひっぱり強度は違ってきます。
考えてみれば、ダディーがタチウオ釣りで良く使っていた5号のフロロのリーダーも、20lbのもあれば16lbのもありました。
16lbのはかなり安かったです。

単純に倍倍とならないラインの太さと強さの関係

例えば、PE1号が15lbだとしたら、2号だと30lb、3号だと45lb、そして逆に細くなって0.5号だと7.5lb、0.2号だと3lbって感じになるのだと思っていました。

いや、概ねそうなのですが、かなり太いラインになってきたり、逆に極細ラインになってきたりすると、その公式が当てはまらないようになる感じでした。

ダディーが調べた感じでは、PEラインだと太い方では3号あたりからは、それ以上太くなっても正比例で強度は増さず、細い方では0.3号あたりより細くなっても正比例で強度は減らないって感じです。

ナイロンやフロロも太い方だと6号以上、細い方だと1号を下回るとその傾向がある感じでした。

まぁ、ですのでダディーの行う釣りであれば、正比例する範囲内って感じでしたね。

ライン強度の一覧表ではなくライン強度の計算式

以上のような理由から、一覧表はとっても作りにくいので作るの辞めました。

その代わり、以下の計算式を頭の隅っこに入れておこうと思います。

●ナイロンとフロロの強度(lb)
 号数✕4

●PEラインの強度(lb)
 号数✕16

●1lb=約0.45kg

●同強度のPEとナイロン・フロロの号数
 PEの号数=ナイロン・フロロの号数✕4

まぁ、特にPEに限っては商品差が大分ありますが、ダディーのする釣りの範囲ではこの計算で大きく違ってはこないかと思います。
これを基準として頭に入れておけば、ラインを買うときにそれが太さの割りに強いのか弱いのかがパッと分かるかなと・・・。

PEに対するリーダーのチョイスの一考にも役立つかもです。

技術力の向上によるライン強度の進歩

 技術の向上によってPEラインの強度はどんどん強くなってきている 感じです。
今後も、この傾向は続くのかもしれません。
良く知らんけど・・・・^_^;

一方、フロロやナイロンは引っ張り強度自体は特に変わりないようです。
これは、素材自体の強さがほぼ全てなのでしょうね。

けど、紫外線による劣化、吸水による劣化、伸びによる劣化、根ズレに対する強さ、結束時の強度など、単純な引っ張り強度以外のところでは、進歩しているんだと思います。

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